制作あれこれ

松川佳代の絵日記。制作、講座、絵について思ったこと、なんでも。
主に別サイトにした制作・講座風景の更新のお知らせです。
パピエ・ブラン展ありがとうございました
パピエ・ブラン展はおかげさまで盛況のうちに無事終了しました。
年2回の個展もあるので今回はお知らせをお送りしませんでしたが、
Webからの情報でいらしてくださいました皆さま、ありがとうございました。




来年もまた1月にパピエ・ブラン展は開催決定しました。

人物画は、私の制作軸のひとつとなりました。

来年はこのグループ展の他にも、人物画を展示する機会を計画しています。

そのために、日々、人の空気を捉える制作に励みたいと思います。



| Kayo | 展示 | 01:03 | comments(0) |
パピエ・ブラン展
パピエ・ブラン展、2日間会場にいました。
個展より、楽しいです(笑)

というのも、人の絵を褒めて紹介することができるから。
個展で、自分の絵を自由に観ていただく以上にアピールすることは苦手です(それが足りないところだというのは強く自覚しています)
絵を描くお仲間の、心からいいなと思うところを紹介するのは、とても楽しいです。




「この会は楽しそうね」というお声をよくいただきます。私もそう思います。

動かないモデルを囲んで描くということは、とても特殊な空間です。
ひとりひとり形を捉えることの葛藤で、ピリピリした空気が漂います。
以前モデルをしてもらった高校生は、「空気が怖いので音楽をかけてもいいですか」と言ったことがありました。

描いている時の緊張感はありますが、絵を描くことは楽しい!と思っている方々が集まっています。終わると絵を並べて褒め合います。批判はしません。
一回ごとの参加費なので、嫌々来る人もいません。

学生時代のモデルの時間は、本当は人物を描きたくないけど課題で渋々やる人、先生に手直しされてがっかりする人、重たい空気がありました。嫌でも学費は返って来ないので、渋々来る人々が必ずいます。

1回または数ヶ月を選んで描けるサークルやカルチャーという空間は、自ら描きたい気持ちにあふれて来る人ばかりです。その空気の明るさというものに、ようやく最近気づくことが出来ました。



「モデルとの共同作業」と、パピエ・ブランを立ち上げたお二人はおっしゃいました。
描きたい意欲はモデルさんにも伝わり、「この会は集中していますね」「パピエ・ブランに来るのが楽しみです」そう言っていただけるようになりました。
そしてまたモデルさんの意欲も高まり、相乗効果が生まれていきます。

なぜこの会は互いの批評をしないのか。特にルールで決まっているわけではありません。
講師料は無いので指導はナシ、というスタイルのおかげもあると思いますが、全くバックグラウンドの違う人が集まっているからだと思います。
デザインの人。絵本の人。イラスト。油絵。淡彩。彫刻。バラバラです。
その中でアドバイスをしようとすれば、好みの押し付けになるからかも知れません。

グループ展をしていて思うのは、「絵は上手い下手ではない」ということです。
「いいかどうか」。それだけです。
デッサンが狂っていようと、端まで仕上がっていなかろうと、観る人がいいと感じたら、それはいい絵です。そこに理由は必要ありません。

絵に関心の高い人が集まると、他人の絵や名画に対しても「あれはダメだ」という言い方になることがあります。もちろん好みはあります。しかし「あれは苦手」「あれは理解できない」ということがあっても、それを否定する必要は無いと思うのです。

私は展示の準備係なので、あまり余裕が無いまま展示にこぎつけた今回でしたが、素敵なギャラリーで落ち着いて観ることができて、自分の方向性にもとても良い収穫となりました。



パピエ・ブランは6日の16:00まで開催中です。
皆さんが感じた生身のひとの空気を、ぜひ体感して頂ければ嬉しいです。

http://kayotoe.noor.jp/
| Kayo | 展示 | 22:27 | comments(0) |
個展終了しました
松川佳代パステル画展〜風の吹くところ〜
は本日、無事に終了いたしました。
お忙しい中、日差しの暑い日もある中、遠くからお越しくださいました皆さま、
ありがとうございました。



国立の個展から通じて、たくさんのことを省みる展示となりました。

迷い続けて、Twitterの更新もあまりしませんでした。

きっかけは、「展示に出すつもりは無かった試作品」が好評だったことでした。
展示のことを考えないほうが、いい絵が描けるのだろうか、と思い始めました。
今後の活動をどうしようか、とそのことばかり考えていました。



そういったことを、Twitterやブログに書くことすらどうかと思い、
また迷っている段階で文字にするのもどうかと思い、
ずっと沈黙したおかしな個展となりました。

会場でお会いした方々には、そう言ったことは深くはお話ししませんでしたので、
風吹いてるね、
動いてるね、
光を感じる、
と温かいお声をかけていただきました。



でも、今のままでは、足りな過ぎる。

絵の力が。



最近は外で描けていません。
少し展示を休むつもりで、新しいことを次々始める予定を立てました。

そう言えば10年だなぁ、これが節目かなぁ、と思ったりもしました。




新しい講座の構想も含め、色々なことが今日まで定まらないまま、
最終日となりました。

ふと、今朝急いで洗濯物を干しながら、時間に追われている夕焼けの制作を思い出し、私は追い詰められた方がいい絵が描けるんじゃないか、と思いました。

プロの画家として成功する方の多くは、
安定したクオリティを提供できる方です。

私は提供するというより、自分が救われたいために描いている気がします。

プロの画家はこんなことをくどくど書かないだろう、とも思います。
ただ、公園で観続けてくださった方々のお顔を思い浮かべると、
私の思っていることをたまには白状するほうが、
誠意であるような気がするのです。



こういうのを書くことも、受講生さんもカルチャーの方もメーカーさんも公園関係の方々も出版社の方もご覧になっているというのに、普段のキャラクターと違いすぎて年々恥ずかしくなって来たという気持ちもあります。

でも、こんな私を知った上で絵を楽しみにしてくださっている方々のことを思うと、正直であることが私のやり方なのだろうな、と思い至ります。 




これ以上書くと退屈な上に夜が更けますので、
結論を申し上げます。



10月に個展やります!



(やっぱりやるんだ、という声が聞こえます…)


ただ、制作は以前のようにはいかないことは事実ですので、少し形を変えていこうと思います。
新旧織り交ぜたり、季節やテーマを曖昧にする、など。
一年後の展示を目標に季節を追うのはやめにします。

売店のグッズも、縮小します。
お気づきの方もおられると思いますが、今回は新作ポストカードを作りませんでした。
こちらは、諸般の事情により、です。
メモやクリアファイル在庫を消化したのち、最終的にはポストカードとカレンダーに。原点に戻るつもりです。



(メモパッドはこっそり300円に値引きしています)

八王子で新講座の構想を練っています。
版画を教わりに行きます。
人物画サークルの日にちが増えます。
夏のグループ展も出します。
個展もやることになりました。
父のパーキンソン病も7年目になりました。

そんな日々で思うのは、パステル画を始めた時と同じ「今を大切に描こう」ということです。
ただ気持ちで描くのではなく、「今」を素早く描くために日々手を動かして技術を向上すること、逆に長い時間をかけて創り込むこと、頭を空っぽにして絵の具と友達になること、
色々な方面を大事にしたいのが、今の私なのかも知れません。


久々に長いブログを書きました。
やっぱり長くなってダメですね。
発送作業をして、明日は人物画講座でクロッキーくらいできるかな。




スッキリしたので、明日からまた頑張ります。
ありがとうございました。
| Kayo | 展示 | 23:23 | comments(0) |
個展始まりました
今日から花みどり文化センターでの個展が始まりました。テーマは「風」。
絵の中で風が吹いているか、空気が動いたか、絵を見て自分の心が動かされたか、そんな気持ちで選んだ59枚です。



初日の午前中から来てくださった方も多く、やはりこの場所での展示が、私を育ててくれたのだと感じます。気が利かずお話できなかった方、申し訳ありませんでした…



何年も私の絵を観てくださった方々に、ここが変わった、前と違うね、同じ人が描いたと思えない、色々お言葉をいただき、国立の展示から半月ですが、気持ちを入れ替えて出し尽くして良かった、と思いました。




会場で講座用のセルフ模写をしました。つくづく、風景の中で描いている時の感覚は、その時にしか無いものだと思います。部屋で描いた風景画は、穏やかな絵のようです。私は、風景のような絵が描きたいです。
| Kayo | 展示 | 12:53 | - |
花風林の作品リスト
二つ同時開催の個展が終わり、早一週間です。
あっという間に毎日過ぎていきます。

秋の行楽日和、お忙しい中、それぞれの個展に足をお運びくださった方々、
ほんとうにありがとうございました。

同時開催というのは今回偶然ではありましたが、
個展の空気と言いますか、テーマというか見せ方というか額縁や壁の色も含めて
それぞれに違う良さがあって、どちらの会場も私にとって大切な展示となりました。

ギャラリー花風林さんでは、来年もお世話になることになりました。
とってもバイタリティーに満ちた素敵なオーナーさんです。
こんなスペシャル画像を作ってくださいました。



凄!


音楽が流れていると作品にドラマが生まれる気がします。

著作権の関係上、会場の音楽とは違うクラシック曲です。
フォーレのシシリエンヌ、少し哀愁ただよう秋にぴったりだと思いました。


作品リストを作成しました。

大きさや額の様子などは、上記の動画のほうをご覧ください。

もし会場でご覧になり気になる作品がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
メール
| Kayo | 展示 | 02:38 | comments(1) |
+ 松川佳代 ホームページ
+ 著書のご案内
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
<< February 2018 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ RECENT COMMENTS
+ 松川佳代Twitter
+ LINKS
+ Kayo@制作のキロク
+ MOBILE
qrcode
+ PROFILE