制作あれこれ

松川佳代の絵日記。制作、講座、絵について思ったこと、なんでも。
主に別サイトにした制作・講座風景の更新のお知らせです。
04月20日のツイート
16:30
入江英三先生の個展 https://t.co/GetqDdJwfY #jugem_blog
| Kayo | Twitter | 03:22 | - |
ポスターになる絵
最近美術展について帰りの電車で書き
まとまらず下書きのまま放置することが多いです。

美術館に行くと、たくさんの感想で頭がいっぱいになります。


今日はプーシキン美術館展に行きました。

ポスターはモネの草上の昼食だったので
あまり内容を把握していなかったのですが、
風景画を集めた展覧会でした。
おそらく有名でない画家の秀作もたくさんあり、見応えがありました。



プーシキン美術館展の目玉は、草上の昼食(習作)でした。
モネの生涯で最も巨大な(←正確に調べていませんが、多分)作品の習作であり、
物議を醸したマネの草上の昼食と似ているモチーフであり、
その完成作は分断され一部しか現存していないという話題性から、
有名になった作品です。

ですが、これはモネの20代半ばの作品であり、
他にも睡蓮や積みわらなどあるのに
これが展覧会の目玉として有難がられているとモネが知ったら怒るんじゃないかと私は思いました。

同じようなことを、ビュールレコレクションでも思いました。
ポスターはルノワールの若い頃の「可愛いイレーヌ」。
隣には、薔薇色に輝く晩年の裸婦像がありました。


ブリューゲル展では、風景画の名手ヤン・ブリューゲルの花がポスターでした。


美術展のポスターには、風景画はあまり使われないように思います。

ターナーなど、ほぼ風景しかない場合を除き。


使われるのは、人や花など、図像としてハッキリとした形を持つもの。
名画として有名になるものも、そういったものが多いと思います。

心地よい空間を作り出す風景画は、展覧会のポスターとして関心を引くには不向きなのかも知れません。

同様に、世の中で名画とされるのも、風景画より圧倒的に図像がハッキリしたものが多いです。


でも、風景画は人々に愛されています。
理解する必要が無く、ただ感じればよい風景画は、
絵の前で長く立ち止まる人が多いと色んな美術館で思います。


プーシキン美術館展で私が最も感動したのはボナールでした。

形態の曖昧な色彩画家ボナール。
残念ながら一般的に有名ではありません。

個人的には、色彩の「複雑な」画家を5人上げるとすれば、
ルドン、シャガール、ルオー、ボナール、モネだと思っています。

ボナールはその中でも激しい対比と調和の狭間で眩しい光の色彩を作り出しています。


プーシキン美術館展のボナールの大作は、1日前に座っていたいほど素晴らしいものでした。


他によかったものを上げればキリが無いですが、好きなギヨマンの絵も不思議な色の傑作でした。

ギヨマンは働きながら絵を描いていましたが、
50代で宝くじを当てて画業に専念したそうです。


私も宝くじ買おうかな。


画像を貼り付けるとか親切なことができませんが、
こんなまとまらないことを美術展に行くとぐるぐる思っています。





















| Kayo | 美術館 | 20:12 | comments(0) |
入江英三先生の個展
パピエ・ブランや版画、他でたいへんお世話になっている入江先生の個展が国立で開催中です。

(撮影掲載は全て許可をいただいています)



50点という点数は伺っていましたが、
油彩が並ぶ綺麗なギャラリーは凄い見応えで



美しい風景や雲は広いギャラリーがより広い空間に感じられ



とても素敵な空間でした。



私のパステル画をご覧になる方に、
「油絵って苦手なのよね」というお声をいただくことがあります。

そういう方に、ぜひ観ていただきたい!



と思うような、軽妙な感覚と丁寧な品の良さがある作品ばかりです。



↑水彩もカッコイイですね。



↑こちらは油彩

最近はインターネットで名画も何でも見られる時代ですが、



どんなにカメラが液晶が進化しても




絵具が醸し出す美しさは




その絵の前に立たないと体験できません。


24日まで、国立nonowa口徒歩1分のコートギャラリーです。

http://www.courtgallery-k.com/


ついついずっと眺めてしまい長居してしまいました。
いい絵を観た後、美術館へまた名画の旅です。


| Kayo | つれづれ | 16:16 | comments(0) |
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